mamma-man
sae
2006.8月女児出産35歳

我が子はここでは「ヘグ」。「ヘグー」と泣く時期があったから。

original:「マンマーマン!」とは・・・
片田舎のイタリアのどーーんとでっかいマンマは 子だくさんで たくましくて たくさん大皿料理とか毎日つくって 毎日笑ってだんなさんからチュッみたいな、陽気なマンマなのです。強いマンマになりたい。

Renewal:明るすぎるバツイチ、マンマーマンです。

ニンプブログ ニンプーマン!

初の方でもコメントいただければ大変うれしいです。ぜひぜひ




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女の子を持つ親からみた『千と千尋の神隠し』 

 昨日日テレでやっていた『千と千尋の神隠し』を久々に観た。そして今更ながらに知ったことがあった。この物語の中で、千尋は初潮を迎えるらしい。です。それは、ジブリプロデューサーの鈴木敏夫さんが糸井重里さんとの対談でそのようなお話をされていたそうで。。
「えー!」と思って良くみたわたし。ありました。そんな描写のシーンが。


両親を豚に変えられ、湯屋で働く仕事を湯場婆に与えられ、りんに着替えを用意してもらっている千尋。そのとき、気分が悪くなり、お腹を押さえてうずくまる。そして夜が明けてハクが声をかけるまえ、千尋はひとりで早朝に目が覚めて(寝られなかったのか)ぶるぶる震えていた。そのあとは、あんなに怖がっていた階段も、ものともせずに淡々と歩く。きっと、自分の中でもっと大きなことが起こったからそれどころじゃなくなってるんだろう。


ここかー・・こんなの最初に観たときに気づく人って。ジブリアニメの女の子は、そういえば『魔女の宅急便』の「キキ」以外、ナウシカもシータもサンも皆初潮後の女子なのね。「キキ」は意外と不安定な女の子。以前知人男子が、『魔女の宅急便』が好きじゃないという理由で、トンボが心配して訪ねてきたシーンで、キキが自分の気分でテンション低くトンボの好意を無下にするシーンがあるんです。それが「イヤな奴」に見えるみたいで。なるほど。と思ったわたし。女の子ってこんなものだよね。10歳そこらで、自分の複雑な部分を知ってしまうこと。その事件たら、同年齢の男の子にはわからないものかも。
うーん、物語の中で初潮になるなんて。両親が醜悪な豚になるとかって、そういった時期の嫌悪感を出してるのだとしたら巧い。

でね、わたしが面白かったのは、自分のこの物語の感想が、不思議と変わっていたのでした。
以前、23,4の頃にみたときは、「うわー、おもろいなー。」って純粋に面白がってたんだけど、だがしかし。昨日は。
「きもい。生理的にきもい。」だったのだ。
小さい千尋が、汚される描写が多いように感じる。小さい千尋は無垢すぎて餌食にされてるようなひやひや感がある。
例えば

●湯場婆の部屋に向かうエレベーターの中で一緒になる大根みたいな神様。ボンヨボンヨしてて、千尋を押しつぶす(結果隠す)のだけど、満員電車にいる怪しいお方みたい。
●湯屋で働く千尋のところに汚い神様が来て、その汚物まみれに千尋が裸足で歩いていくところ。
●一番はカオナシ。千尋のいくところに幾度となくヌボーン・・ヌボーンと現れるカオナシ、あれは、痴漢だ!痴漢をみたときと同じ嫌悪感があると感じた。千尋に執着してどんどん肥大化するところなんて、あちゃー。である。

前はこんなこと思わなかったのに、まず、千尋がちょっと娘にみえたりする自分がいた。ほっぺがぽよーんとしてて、まだ世界の汚いものを知らなくて、千尋のへにょへにょした、生き物として弱い、壊れそうな感じ。
 その小さい女の子が、親と離れて湯屋の世界であらゆる事象にまみれていく感じ。リアル。
豚になった両親が、鼻をはたかれるシーンとか、ドキっとする描写が多く、なるほど、全編を通して人の生理的感覚をうまく逆なでするのがうまいんだろう。惹き付けるのがうまいのかしら。世界的大ヒットだものね。
子どもを産んで神経過敏になったのだろうか、この自分の感想の変化は本当に面白かった。だからといって作品を「不潔!」「全面拒否!」とは決して思わないのだけど。ああ、こういう風に描いてたんかー、って新たに納得しました。あの世界に、悪と正義が二分して描かれていないことが心地よかったのはこういうことだったんだあ。

千尋は湯女として描かれている。江戸時代に市井の湯屋で客の世話をする女、湯女、その記録を描いた図を探したらすぐに見つかった。湯場婆がいる湯屋と全くおなじね!面白い。↓参照


もともと、鈴木敏夫プロデューサーが、「挨拶もろくにできない女の子がキャバクラで働いて成長するということがあるらしいよ。」という話から、宮崎監督が「それだ!」となり作った作品らしいです。
なるほど、2001年に封切りされ劇場鑑賞したとき、物語の最後に千尋が大きな声で「お世話になりました!」といって走り去るシーンを観て、納得したわたし。こんな伏線がはられていたとは。

以上女の子を持つ親になった身の、わたしの変化なのでした。

でも、だからといって、娘を純粋培養の温室で、ずっと育てていくわけにもいかない。娘には強くなってもらって、これからたくさん汚い手が伸びてくることがあっても、キリっとはねかえしていつか大人の女になり、強く生きていってもらわないと、困る。わたしがそうだったように。





     

       

| letter | 13:07 | comments(4) | trackbacks(0) |
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| - | 13:07 | - | - |
ご無沙汰しております。
ワタシも「千と千尋の...」を観ました。実は今回が初めてだったんですが。。

初潮とか...気づきませんでした。その場面「あれ?」とは思いましたが
知らない世界へ来て、やっとこさなんとか自分の道が決まった故の安堵の腹痛かと。。
湯屋、ということで「ソープじゃん!?(エロい?不純??)」って思ってしまったのですが、
サエさんの日記をみると、結構遠からず...かな?と。

あまりうまくは言えないのですが、
確かに生理的に「う?」と思うところは満載で、
ハクの血を手にべっとりつけて...果敢にも突っ走るところは「女」の強さのような、なにかもう少女ではない感じはしますね。
カマジイ曰く「愛」ですが。。

あと余談ですが、エンディング(エンドロール)で、
例えば礼儀作法を知らずのうちに身につけて少し成長した千尋ちゃんが
新しい学校(最初のほうで出ていましたので)で
なんとなく湯屋の面々に似たような先生や友達に会う、とか
校庭に澄んだ小川が流れている、とか
そういうわかりやすい演出があるかと思っていたのですが...
ワタシが安易でしたね。。笑。
| n_Ace | 2007/02/04 12:53 AM |
さえちゃん、こんにちは。
これ、むちゃくちゃ共感です。超興味深い。
私は女の子はいないけど、それでも顔ナシが
男性自身のシンボルに見えたり、ストーカーちっく(痴漢)に見えたり、妙にひやひやしましたよ。女の子が一人でやってゆくって危なっかしいんだなあと、若き日の自分の一人暮らしの日々に重ねてみたり。

以前映像の仕事をしていた際、仲良しのライターさんが宮崎監督にインタビューされてたけど、同じことを聞いてました。そのつっこみポイントが、さえちゃんと重なりました。さすが、ママの視点は映画ライターなみに鋭いっす。
| しばこ | 2007/02/04 7:45 PM |
n_Aceさん
お久しぶりですー!お元気でいらっしゃいますか。
千と千尋〜御覧になったのですね。
>初潮とか...気づきませんでした。その場面「あれ?」とは思いましたが
わたしも今まで全く知りませんでした。わたしは、白昼夢のような世界に感覚がおいつかない、みたいなことかと思っていたのですが、そういえば千尋は冒頭の引っ越し途中の車中でも、ぐったりしてたので、そういうことかー、と。
でも微妙すぎる描写に、ううむ、やるならちゃんとやればいいのになあ、と、あれじゃあ、物を知らない小学生みたいだわーと少し感じたのでした。
宮崎アニメは、これだけではなく、けっこうグロい描写多いですよね。虫とか最たるものだし。。
湯屋にいる女の人は、湯女、というらしく、「トルコ風呂」が訴えて違う名前に変更するとき、今の「ソープ」か、「湯女風呂」か、という候補があったそうですよ〜
風俗ではたらいて親の罪(借金)を償う、って図式なんだそうですー。
エンディングも、肩すかしなかんじがありきですね。まとめに入った感じはあまりないですねー。
ママの声の沢口靖子はずっとのっぺりしてました!


しばこさん
こんにちは!めちゃくちゃ共感してくださいました?
知人の方で、監督にそんなことを聞かれた方がいらっしゃたのですね!どうやら、当時でも多くの記事や特集でもほとんど性的な暗喩にふれられていないらしく、宮崎ファンの多くからそんなコメントがあるとお叱りがあるのだそうで。。
ところが監督本人は、カオナシのモデルは宮崎監督本人だ、と言っていたとのこと。認めているのかー!と思いました。確信犯。
なぜだかこんなに気になるなんて、ちょっとおかしいかしら?なんて思っていたけど、、しばこさんに共感いただいてちょっと興奮気味です〜!

| | 2007/02/05 11:41 PM |
n_Aceさん
とってもご無沙汰です!コメントありがとうございます。
お元気でいらっしゃいますか。
千と千尋〜御覧になったのですね。
>初潮とか...気づきませんでした。その場面「あれ?」とは思いましたが
わたしも今まで全く知りませんでした。わたしは、白昼夢のような世界に感覚がおいつかない、みたいなことかと思っていたのですが、そういえば千尋は冒頭の引っ越し途中の車中でも、ぐったりしてたので、そういうことかー、と。
でも微妙すぎる描写に、ううむ、やるならちゃんとやればいいのになあ、と、あれじゃあ、物を知らない小学生みたいだわーと少し感じたのでした。
宮崎アニメは、これだけではなく、けっこうグロい描写多いですよね。虫とか最たるものだし。。
湯屋にいる女の人は、湯女、というらしく、「トルコ風呂」が訴えて違う名前に変更するとき、今の「ソープ」か、「湯女風呂」か、という候補があったそうですよ〜
風俗ではたらいて親の罪(借金)を償う、って図式なんだそうですー。
エンディングも、肩すかしなかんじがありきですね。まとめに入った感じはあまりないですねー。
ママの声の沢口靖子はずっとのっぺりしてました!


しばこさん
こんにちは!めちゃくちゃ共感してくださいました?
知人の方で、監督にそんなことを聞かれた方がいらっしゃたのですね!どうやら、当時でも多くの記事や特集でもほとんど性的な暗喩にふれられていないらしく、宮崎ファンの多くからそんなコメントがあるとお叱りがあるのだそうで。。
ところが監督本人は、カオナシのモデルは宮崎監督本人だ、と言っていたとのこと。認めているのかー!と思いました。確信犯。
なぜだかこんなに気になるなんて、ちょっとおかしいかしら?なんて思っていたけど、、しばこさんに共感いただいてちょっと興奮気味です〜!


| sae | 2007/02/05 11:44 PM |









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