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2006.8月女児出産35歳 我が子はここでは「ヘグ」。「ヘグー」と泣く時期があったから。 original:「マンマーマン!」とは・・・ 片田舎のイタリアのどーーんとでっかいマンマは 子だくさんで たくましくて たくさん大皿料理とか毎日つくって 毎日笑ってだんなさんからチュッみたいな、陽気なマンマなのです。強いマンマになりたい。 Renewal:明るすぎるバツイチ、マンマーマンです。 ニンプブログ ニンプーマン! 初の方でもコメントいただければ大変うれしいです。ぜひぜひ
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mamma-man!2022.06.21 Tuesday
マンマーマン最後の日記。
ほんとうに久しぶりに「シンマーマン!」を開いたら、最後の日記は「お酢事件」で終わっていた。 あれから7年。お酢事件は今でも娘との語りぐさで、思い出してはネタにして笑い合う。 マンマーマン!にも同じ内容アップしておきます。 娘は高校生になり、このブログでも何度か懇願していた「パパと暮らしたい」の願いを叶えて、私とは離れ離れです。高校生の間は一応この生活の予定。 実はその前の中学の3年間も、吹奏楽の強い地域に行きたい、と雪国にいる私と離れ、おばあちゃんの家に居候して吹奏楽部では部長さんをし、東関東大会まで出場しました。 マンマーマン最後の日記を読みたいです。とInstagramでコメントいただいたので、書いてみていますがログインに3時間かかりました。娘と電話していて、「え、お酢事件で終わってたの?”娘が高校生になりました。”とかなんでもいいからいいこと書いておきなよ。」とのことで今に至ります午前2時。 ご報告はいつも突然ですが、 明日、婚姻届を出してきます。 つらつらとシンマーマンを読んでいたら、壊れそうに必死に生きていた、つい最近までの自分が蘇り、そんな自分を愛おしくて堪らなくなってしまった。 そういえば、たまに来てくれる父が家にいてくれた数日以外、熟睡出来たことがなかった。いつも不安すぎて。 そんなギリギリの毎日が急に思い起こされました。少ない記事だったけど、そしてマンマーマンと比べて全体的に暗さの隠せないシンマーマンだけど、私はこっちも好きだな。 よく頑張った、ありがとう過去の私。 今度夫になる人とは4年前の春に会った。 娘には、絶滅危惧種、と言われています。それくらいこんないい人には会えない、という意味だそうです。 初めて食事をしたとき、食べ方がきれいだなと思った。 それから何度か会って離婚したことや娘のことを話すことも無く夏が終わる頃もう会えないと言った。冬になると猛烈に忙しくなるから遊ぶのは終わりだった。そうなの?と言ったきり黙ったのでなんでか聞かないの?と聞くと、教えてくれるなら聞きたいけど。と言った。 そのデリカシーさに少し感動した。 私子供がいるんだよね。冬もくるし。だから会えない。と言った。夫は夏だけじゃ嫌だ。と言った。 夏だけじゃ嫌だ。JRのスキーのCMみたいだ。ドン。刺さった。 そんなこんなで4年経ちその間同棲したり別れたり大喧嘩したり人並みに色々ありました。 過去に結婚したことがあることは気にならないの?と聞いたことがある。すると誰だって過去に愛した人くらいいるでしょ。と返ってきた。 友人曰く、その人ほんとに27歳?43歳バツ2メンタルだよ、免許証確認した方がいいよ、とのことだった。免許証は確認させてもらった。平成生まれの1桁だった。 13こ歳が離れているので、私のいいひといったいいつ会えるんだろう???と思って生きてきたが、わたしが離婚した年には夫は高校生なので、そりゃあ巡り会うのに時間かかるわ、という感じだ。 Y世代は女性の年齢に価値を与えようとしないフラットな人が、私たちジェネレーションX世代以前より割と多い気がする。あんなに幼い頃メディアに刷り込まれた、女性は若さのみに価値がある、というような考えはほんとゴミだったな。こんないい世の中になるなんて! シンマーマンではよく結婚の話題を出していたけど、結婚もしばらくしたくなかった。一緒にはいたいけど。シングルマザーでなくなることへのさみしさも一抹あった。少しは自分を誇っていたのだと気づいた。 結婚は、この国では女はサブキャラになる。相手の苗字に自分は名前だけになる郵便物。戸籍筆頭主も世帯主も男がふつう。女は田舎では結婚したらお給料も上げる必要性がないとみなされがちで、そのような会話もよく聞く。夫にも全部そう話した。そのとおりだね。と夫は言った。 いつ結婚するか、の話で結婚したい?と聞いてくれた。分からない。事実婚のこともよく調べた。しかししちめんどくさい。娘と違う苗字になるのも、苗字が変わる手続きを3度目にまたするのも嫌すぎて、夫は自分が変えると言った。お墓問題も次の世代が困るだけ、僕は継がない、と言った。お義父さんは、お墓のことはこちらでなんとかします。と言ってくださった。 ネクストジェネレーションは色々とすごい。2人で新しく家を建てたから結婚した方が色々都合がよかった。新しい家は注文住宅で田園と山の風景を切り取る大きな窓がお気に入り。 まま、明日婚姻届けだすね。 へぐちゃんは本籍が変わります。 と娘に連絡する。お誕生日なので電話を0時0分にかけてくれた。 さみしい?まあまあさみしい、でもままにはままの人生がああるからへぐちゃんは大丈夫。ままおめでとう! それから、今は紫式部が清少納言をディスったりしてる古文が楽しくて週に2回しか授業がないのが少し不満なこと、物理化学生物は何やってるか分からんこと、初めて美術の先生と作品の根拠について語ったことなど話しておやすみと言った。 これまで助けてくれた、多くのみなさんに深く深く感謝して、 明日結婚します。
| - | 11:59 | comments(0) | - |
2013.10.30 Wednesday
ネクストステージ
ものすごくいい、ネクストブログの名前を思い付いちゃった・・・・・
「シンマーマン」。 なにこれ。 ニンプーマンを思い付いたとき、きたこれ。と思いました。 マンマーマンを思い付いたとき、やだ?才能?と思いました。 シンマーマンを思い付いたとき、やっちゃったー、と思いました。 アレマー。 不本意ー。シンママは不本意ー。 シンマーマンも、期間限定だといいですね(棒読み)。 そのころにまた新しい名前、思い付いちゃって。 ツレゴーマン。とか。・・・ヤタ゛、ちょっとかっこいい・・・。 あのネ、ちょっとださくて、ちょっとかっこいいくらいがいいと思うのよねネーミングって。 なんかふつうにかっこよいと、スマートだと、忘れるでしょ。 わたし3つとも自分の口からはさほど言いたくないもん。なんだかね。 「シンマーマン」より「シンゴーマン」の方がよいかしら。意味伝わりづらいかしら?! しんごちゃんファンだと思われちゃう?「しんご」っていっても、柳澤の方だよ?もしくは風見。 シンマーマンて、シャーマンみたいで恥ずかしい・・・ シンマーマンて、シンジマエーみたいでエンギワルイ?!・・でもゴロはいい・・・ マンマーマンは、ママである自分を受け入れられたとき、 ママであるという事実と自分自身に一体感を持てたと確信できたとき、 をもって「ママになれたとき」として認定します。 立派なお母さんになることがそもそもの目標じゃありません。 というわけで、すっかりママになることはできたわ。ということで、もう、ネクストステージにいきます。 こちらへ!⇒シンマーマン! http://singma-man.jugem.jp いざ、誘(いざな)えやも。
| - | 17:57 | comments(2) | - |
2013.10.27 Sunday
黄身をつぶしながら
卵の黄身を2センチうえからフライパンに落とし、白身を適当にメレンゲにして黄身のまわりにかけて、あとは弱火にかける。おいしい塩をふって(昆布塩とか岩塩とか)、お皿に。おはしで黄身をつぶして白身を4分の1の三角に切り分けながら食べると、もう至福ー。
35才になりました。娘は7才です。来月は七五三です。離婚してからは3年半が経ちました。 おいしい目玉焼きと一緒にえんえんと飲めるコーヒーメーカーでコーヒーを入れる。えんえんと飲めるコーヒーメーカーは、ビーカーにコーヒーの粉を入れお湯を注ぎ、ファスナーがついたジャージ生地でビーカーを保温したら、金属のぴたっとしまる蓋をして4分。金属の蓋はぴたっと閉まっているのに、注ぐときは水がコップから流れるみたいに自然に蓋があいてカップに注げて、ぜったいに一滴もコーヒーが垂れないというかっこいいコーヒーメーカーなのだ。わたしのいい人がくれたのだ。 離婚して、3年半がたったら、けっこう元気になった。この3年半は思い出すのはいいとしても二度と同じ思いはしたくない、と思うくらいには辛い期間だった。多分、乗り越えられたような気がする。乗り越えるためにはいくつかしなきゃいけないことがあった。分析すること、反省すること、気づくこと。それは自分自身のことであったり、男の人とは、ということであったり、結婚とは、ということに対する”塗り替え作業”といえるのかも。塗り替え作業で乗り換える。 3年半の間には、塗り替え作業がきついときもあって、ああいいや、もう二度と結婚なんかしなくても。とか、ああいいや、男なんて所詮。なーんて思っていると、その思いが知らず知らず自分を傷つけたりするから、厄介。ごまかしてちゃだめなんだ、って気づくのにも、時間がかかる。 このあいだ、長年の友達にキャッチコピーをつけてもらいました。 「明るすぎるバツイチ」です。こんなに明るいバツイチの人は見たことがない、ということからです。 マンマーマン!のタイトルのキャッチコピーにしました。気に入ったのです。このブログをはじめたのは、イタリアのでっかい子だくさんのマンマみたいになりたい、ということではじめたけど人生いろいろ変わりますね。7年経ったら7才の子どもと暮らすシングルマザーになっちゃったし。ふふ 本を好きな人ならわかるとおもうけど、タイトルの「黄身をつぶしながら」というのは私の好きな小説、田辺聖子の「苺をつぶしながら」という小説のもじりです。すごく好きな人がいて、でも別の人と結婚して離婚して、3部目で日曜の朝にミルクをかけた苺をつぶしながら、「あー自由。」という小説です。小説の中の、”36才の今なら、男のよさも、ずるさも、可愛さも、すばらしさも、全部分かる。”というようなくだりがあるのですが、ここが結構好きです。 35才のバツイチのわたしは、黄身をつぶそーっと。
| - | 02:07 | comments(2) | - |
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